機械修理はストーブメンテナンスと通じますね

20160614_090124_Rメンテナンスで使うコンプレッサが動かなくなってしまいました。

昨年からリセットボタンが頻繁に飛び出すようになってしまい、お客様宅でのメンテナンス中に止まってしまうのでリセットしに行ったり来たり。電圧不足や暖機運転が足りないと書いてありますが、どうもおかしい。

機械修理はペレットストーブのトラブル対応、メンテナンスと通じるところがあります。原因になりそうな箇所に当たりをつけて、一つ一つ潰していきます。普通のことではありますが。

「おそらくサーキットプロテクタが焼き付いたな」
そう予想をつけて購入した店やメーカーに問合せても、
「確定的なことは言えないので、送り返してください」との返事。逆の立場だったら自分でもそう答えると思います。

メンテナンスの時期にしか使わないので、このコンプレッサーは廉価品です。大きくて重たいので送料いくらだろう?買い換えた方が安いかも。

20160612_152012_Rじゃあ自分で直しましょう。
パーツを外して、テスターを当ててみたら
電気が流れません。やっぱり。(写真は交換作業中のもの)

メーカーがこちらで修理すると言うと嫌そうなので、パーツのメーカーに問合せ。ドイツのメーカーなんですね。丁寧に教えてくれましたが、残念、ちょうどアンペア数の合う在庫がない。機器メーカーは持っていたので取り寄せて交換。テスターでチェック。

20160612_152032_R簡単な修理でした。

これで動くようにはなりましたが、動いたからといって気をつけなければなりません。(このコンプレッサーがどういう設計思想かはわかりませんが)あえて、弱い部位、交換可能な部位を設けることがあるのは普通です。より重要な箇所に負荷がかからないようにするために先に壊れる場所を設ける。再度同じ部位が壊れるようなら、別の箇所の異常を疑った方がよい。(フェールセーフ)

機械をいじる人にとっては普通のことですが、ストーブ修理にも共通することなので、あえて。(ここのところ投稿するネタがない?)

家電を分解して、再度組み立てたり、そういうことも機械であるペレットストーブの扱いには、何らか役に立ちます。自分で修理すると、たいていは安くできますし、できることが広がりますのでよいですね。電子レンジだけは分解しない方がいいけれど(非常にアブナイらしい)。

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