損保 補償内容の見直しと来客のこと

20161011_184857_R昨日は東京から東京海上日動の保険事務所のOさんが訪ねてくれました。かれこれ20年お世話になっているOさん。私が東京の実家にいた頃にクルマの保険でお世話になりました。

一時クルマを手放した時期がありましたが、茨城では仕事でも私生活でもクルマが必須なので、再度お世話になり、事業開始とともに、今度は”事業活動包括保険(超ビジネス保険)”で面倒をみてもらっています。

損害保険への加入は、事業者としては当然です。事故やトラブルを起こさぬよう細心の注意を払いつつも、万が一に備えるのが事業者の社会的責任でしょう。ありうることととして、たとえば工事の際にお客様の家具を傷つけてしまった、とか、(絶対にあってはならないことですが)施工不良で火災を起こしてしまった、とか。想像しただけで震えてしまいます。起こしてはならないことですが、万が一に備え加入しております。

そこで。
事業に合った補償の内容は?漏れの無い内容にするためには、やはりプロに相談した方が確実ですし、困った時に頼れるのは信頼関係のある人でしょう。近場の代理店にお願いすることも考えましたが、そういうわけで相変わらずOさんにお世話になっています。

Oさんには、いつも温かい声をかけていただいていました。
もうずいぶん前ですが、実家のある町会で、99年と2004年の計2回、町の皆さんを前に話をする機会をいただきました。町から離れて久しかった私は捲土重来。何度か転職をして実家に篭りつつフリーランスの仕事をしていたので、町の人からみればたぶん”パラサイト”。自分が学んできたこと、何に賭けるようになったのか、持続可能社会に向かう先進例や、では日本では何がそれを阻害しているのか等など。99年のときはコンピュータ2000年問題が取り沙汰されていた時期だったので、文明とグローバル経済の発展したがゆえの脆弱さについて、04年のときは特に環境と政治について、たぶん相当偉そうに話したはずです。
その時にOさんも来てくれていて、それ以来、”勉強熱心で環境問題をライフワークにしている若者”とご評価いただいているようです。”頭でっかち理屈先行の面倒な若造”だったはずですが、温かい目で見守ってくれています。

Oさんは損害保険のお仕事を長くされていることもあって、”人や事業を支える”ことを肌身でお分かりなのだと思います。保険業界というと度々不祥事が表沙汰になっていますが、個々の人に接すると異なる印象を持ちます。クルマや事業などの実際に経験されたお話を聞いて、(そのときの事態を想像すると)複雑な気持ちになりつつも安心するのです。

「実際にペレットストーブを一度見ていただきたい」と度々お話ししていたので、今回更新時期に合わせてお越しいただきました。こちらの事業で起こりうる事象を洗い出して、オプションの補償を組み合わせて内容の充実をはかりつつも、保険料の総額があまり変わらないような技(このオプションを付けると割引がある、等)を駆使していただきました。大変助かります。

こちらの様子ですが、まだまだ小さい規模とはいえ、ずらりと並ぶ多種彩々のストーブを見れば事業が伸びているだろう、というのは感じてもらえるはずです。メーカー・輸入元から技術や顧客対応で私が評価されるようになってきたことも我が事のように喜んでくださって、楽しく、教えられる時間となりました。

年月は嘘をつきません。
私もペレットストーブをお求めいただいたお客様から年月を経ていっそう信頼していただけるよう努めようと思う一日となりました。

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