一昨日は牛久市のHさま宅にてRS-4(さいかい産業)を設置させていただきました。
市をあげてバイオマスの利活用に取り組んでいる牛久市では、ペレットストーブを目にする機会も多いようです。Hさまもご友人何名かのお宅で使っているのを見て、今回の設置を決めていただきました。牛久市内で多数設置させていただいております。
いくつかの機種のうちから、天板が熱くなるタイプのRS-4をお選びいただきました。
翌日には「まるでずっと(ここに)あったかのようです」とメッセージが送られてきて、既に親しんでいただいているのを感じます。
さて、今回の設置のポイントは。
ストーブの背面で立ち上げ配管にしているわけですが、ストーブ排気口の位置と、お客様の宅での最適配置。RS-4は、コーナー設置の場合、背面左側での開口が(通常は)できません。間柱と筋交いの位置にぶつかります。
今回は外壁の都合で下方でも開けられません。ダブルの筋交いが入っていましたので、開けられるところは筋交いがクロスするところの右側になります。しかし、ここで開けた場合、普通に設置してしまうと、ストーブと壁との離隔が左右で10cmくらい違ってしまい不格好になってしまいます。角度もしっくりきません。
そこで、ストーブ背面の隠れるところでオフセット(曲げて戻して)立ち上げで対応。これで10cmほど南側に寄せられますので、位置はドンピシャです。
開口位置ありきで普通に取り付けてしまってもよいのですが。永く使うものですし、可能なことはご提案差し上げたいと考えています。
季節で通気層を切り替えるエアサイクル工法のお宅でしたので、その2層を短絡させないよう壁内の処理もしっかり施しました。エアコンやFFヒーターの設置の際に、工事業者がこの仕様を考慮せずに工事してしまっているケースを過去に何度も見ています。残念なことなのですが。
今回、工務店さんにも構造について詳しく教えていただきました。ありがとうございました。