昨日は 水戸市F様宅にて Shimotani EMERSON を設置させていただきました。
ご自宅のリフォームのタイミングに合わせて、工務店さんからの紹介でペレットストーブをご検討。キュービックなフォルムと背が低くコンパクトに納まるEMERSONを選択。使いやすいストーブでもあります。
火をつけると「もう温かい!」とご満足の様子でした。
これから毎年、冬が待ち遠しくなりますよ ^^; どうぞ楽しんでください。期待に応えてくれるストーブです。
今回の設置、排気方法は少々検討を要しました。
家の南側にポリカ屋根があり、屋根下で排気を終えられません。屋根の外側まで横引きしても増築のお部屋で入り角になっていて排気が阻害される心配があります。
そこで、ポリカ屋根を抜いて、ドラクリ(伊 SCIABORDI社製、輸入元(有)河西)トップで仕舞う仕様にしました。
ドラクリはどの方向から風が吹いてもスムーズな排気を可能にする優れもの。ただし、壁に近いと壁が汚れる心配があります(強制的に排気の方向が決まるエルボトップの方が壁は汚れにくいですが、エルボだと排気口正面から強風を受けると排気が阻害され、排気不良・燃焼不良を起こすことがあります)。
ドラクリだと排気がよいのはわかっているのですが、壁から管のセンターまでの45cmが最小の離隔。それでも汚れるのでもっと壁から離したいところ。よってこれまでは採用に躊躇がありました。
今回、2階の屋根(軒)とも十分な離隔があるので上方には問題なし。家の南面の壁からも増築東側の壁からも十分な離隔を確保できる。したがって、ドラクリに適していると考えました。
途中、排気管を曲げつつ入り角両側の壁から離し、約3mの立上げとしました。位置をしっかり合わせたり、特殊な部材を使ったためにに少々時間を要しまして、終了は夕方になってしまいました ^^;
着火してみて、さすがに3mも二重管が伸びるとドラフトが強い強い。ぐんぐん引っ張って排気します。ダンパーを一番絞ってちょうどよいくらい。
今後、ドラクリトップの採用をもっと検討します。